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HAPイベント 松井監督講演レポート



3月1日の当ブログでご案内があったように、銀座のギャラリー悠玄で3月3〜5日、NPO法人HAP(Healthy Aging Projects for Women)主催のイベント、「Meet The HAP“健康の絆”」が開催されました。
HAPのメンバーにマイレオニーのサポーターさんがいらっしゃるご縁で、会場の一角にて「マイレオニーパネル展」が催され、「レオニー」撮影中の松井監督のインタビューが掲載された新聞記事や撮影風景の写真などが展覧できます。

パネル展を巡っていると、「レオニー」を語る監督が載った北海道新聞に見入る方たちから「この映画、早く観たい!」「観たいね。おもしろそう!」という声が口々に聞かれ、嬉しい気持ちになりました。

「HAP文化イベントスペシャル」として、4日に行われた松井監督のトークを、shioriが聞いて来ましたのでレポートします。


命がけで描きたかったもの

7年前、高松のイサムノグチ庭園美術館で見つけたドウス昌代さんの原作から、イサムノグチの母レオニーを映画化したいと天啓のようにひらめき、実際に映画製作にこぎつけるまでお話は何度聞いても感動を新たにします。

シナリオだけでも14稿に達したそうですが、そこに至るには、まず英語に直訳し、それをアメリカ人ライターが英語のシナリオに書き、それをまた日本語に翻訳したものを読んでみると「全然違う!」というような経緯を経てのこと。それを聞いて、会場からは「ほうーっ」というため息がそこここに。

「シナリオというクリエイティブな作業と同時に、出資者を探したり製作スタッフに当たったりという作業も並行して進めるわけです。実際に製作に入るまでの数年間の間には、もうだめかなと思うこともあって、自分で言うのはおこがましいけれど、命がけでやっているという思いがありました」

だからといって、自分の身の丈に合わないかもしれない日米合作の大作は、自分には無理なんじゃないかと思ったことは一度もない、と松井監督はきっぱり。


「いざ撮影する段になっても、数年間ずっとそのことばかり考えていたから、迷いがないんですね。これが2年ぐらいで実現してたら、このシーンはどう撮ろうとかいろいろ迷っていたかもしれません(笑)」


日本の本当の文化、美しさを世界に伝えたい

テレビで人気の出た番組を映画化してそこそこヒットする、という日本の映画界の風潮やアメリカ映画での日本の描かれ方のウソに義憤が募り、「日本の本当の文化を世界に伝えなくてどうする。子供たちに何を残すのか」と発奮した背景も語られました。

「日本の大御所の監督たちが、何で世界に通用するような日本の美しい文化を描いた映画を撮らないんだろう」と思っていた、とも。

「今と違って、100年前のシングルマサーというのはとんでもないこと。相手がどうあれ、自分が愛した事実を受け容れ、その結果を引き受けたレオニーの潔さこそ、私が命がけで描きたいと思うものでした。
それを、フジヤマ・ゲイシャじゃない日本の本当の美しさ、それも江戸時代のサムライではなく、明治、大正の普通の暮らしの中で描きたかったんです」


映画撮影風景のスライドショー



製作までの長い道のりのお話の後、映画撮影風景のスライドを見ながら、監督からひとつひとつ説明がなされます。

ニューヨークでレオニーとヨネが初めて出会うシーン、イサムを妊娠したレオニーが、カリフォルニアに移住してイサムを産むシーンのために借りた牧場でのロケ風景、犬山の明治村で撮影されたレオニーの家のシーン、そして撮影の合い間に撮られた俳優たちとのスナップなど。

「レオニーがイサムとともにアメリカから横浜港に着いたシーンは、今の横浜ではこんなシーンは撮れませんから、高松の善通寺でロケをしました。大きい船のタラップの部分だけセットで、あとボカしているところは後でCGを加えます。後ろに山が映ってますけど、山なんか見えちゃいけないから後で消すんです」
と裏話を明かすと、会場からは笑い声も。


アメリカの試写スタイルから影響


アメリカでは映画完成前でもどんどん試写をして、観客からの意見を積極的に本編に取り入れていく、というお話もありました。

「日本だと考えられないでしょう。スッピンで人前に出るようなものですから恥ずかしい。お化粧して出たいなと思うんですけど、それによってここがわかりにくいとか、アメリカ人の意見が聞けてすごく参考になりました」

「津田梅子役の原田美枝子さん、ラフカディオ・ハーンの妻セツ役の竹下景子さん、お茶の先生役の中村雅俊さんも、みなさんすごく英語が上手なんですね。
売れっ子で超多忙の中村獅童さんは英語の台詞を覚えるのが大変だっだろうから、気になって試写の時にアメリカ人に『何て言ってるかわかる?』って聞いたら、『彼はセクシーで魅力的だから、英語がどうのこうのなんて関係ない』って(笑)。
アメリカでも獅童さんはすごい人気ですよ」

キャスティングに関して、ギャラリー悠玄オーナーの高橋さんから「俳優さんはどのように決めたのですか」と質問があり、「直感。直感人間なので(笑)」と監督。

「レオニー役のエミリー・モーティマーは、過去の作品を観た限りでは、レオニーを演じるには可愛い過ぎる、レオニーはもっと硬い感じのほうがいいんじゃないかと思ったのですが、実際に会ってみたら、私のシナリオを完璧に理解していて、これはもう彼女しかいないと思いました。中村獅童さんは、最初からヨネ役は彼しかいないと思って、3年ぐらいずっと口説いていたんですよ」

そんなエピソードも加わって、監督のお話は終了しました。


「レオニー」を口コミで周囲に広めて



最後に、ギャラリー悠玄オーナーの高橋さんから閉めのお言葉が。
「松井監督のお話をどうしても聞きたかったので、映画の最終チェックでアメリカにいらっしゃる日程を遅らせていただいてまで、お願いしていらしていただきました。
情熱的な松井さんのお話を伺っていると本当に力が出ます。『レオニー』の試写をみなさま、どうぞ楽しみに。そして、ご覧になった方はそれをお友達に伝えていっていただきたいと思います」

松井監督も、「どんな宣伝より、私は口コミが一番だと信じています。実際にご覧になって、いいなと思われたらどうぞご友人にも勧めてください。14日から今月いっぱいロスへ行きますが、完成試写会や劇場公開を楽しんでいただけるよう願っています」

ちょうど2年前の3月19日、ギタリストでアンサンブル・ノマド主宰の佐藤紀雄さんと松井監督が、「レオニーへの想いをのせて」というギターとトークのイベントを行ったギャラリー悠玄。
その頃と違って映画が既に撮影を終え、完成間近であるということは何と嬉しいことでしょう。そんな感無量の思いを強くしたトークイベントでした。
オーナーの高橋さん、ディレクターの佐藤さん、どうもありがとうございました。


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3/3〜5 マイレオニーパネル展を開催します
バンクーバーオリンピックも閉幕し、
あっという間に3月になってしまいましたね。



さて、マイレオニーで何かと縁の深い、銀座の「ギャラリー悠玄」では
3月3日(水)から5日(金)まで、「マイレオニーパネル展」を開催します。
4日(木)夜には、松井監督が来場、トークイベントもあります。

この3日間、ギャラリー悠玄では、
NPO法人HAP (Healthy Aging Projects for Women) 主催のイベント
「Meet The HAP “健康の絆”」が行われます。

特定非営利活動法人Healthy Aging Projects for Women(略称HAP)は、
女性のライフステージに応じた健康管理と疾病管理(以下「ウィメンズヘルスケア」という)の
改善とその向上を図るための情報を、広く一般女性および医療ならびに関連領域に従事する者に
伝え、社会にウィメンズヘルスケアのあり方を提言する、
それらの活動により女性のQOL向上に貢献することを目的とするNPO法人です。

3日間行われるこのイベントでは、
「20代30代の知って得する女性の健康力&女性力アップセミナー」
「産婦人科医による無料健康相談」 などが行われます。

このHAPのメンバーでマイレオニーサポーターの方がいらっしゃることがご縁で、
このたび、イベント会場の一角をお借りして、マイレオニーのパネル展を行うことに
なりました。新作「レオニー」の情報をはじめ、
これまでのマイレオニーの歩みがわかる展示を行います。
会場ではサポーター受付も行います。

そして「HAP文化イベントスペシャル」として
4日(木)19時より、松井監督のトークイベントを開催します。

開催は、3日(水)〜5日(金)の11時〜19時。
4日のトークイベント参加お申込みの方は、
申込用紙(PDF)を参考に、HAP事務局までお申し込みください。
マイレオニーパネル展は期間中いつでもごらんいただけます。

ぜひ遊びにいらしてくださいね!
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マイレオニー アメリカロケ見学ツアー 【ニューヨーク編1】

アメリカで撮影中の『レオニー』に会いに
ニューオリンズまで出かけた私たちマイレオニーメンバー。
ずっとニューオリンズでロケを見学したいところでしたが、
これからは連日レオニーとヨネ2人の室内のシリアスなシーンが
続くということで、私たちのツアーはニューヨークへ。
イサム・ノグチゆかりの場所を訪ねて回ることに。

ニューヨークには、イサムが設計を手がけた数々の彫刻や
オブジェが残っています。



まずは松井監督ファンにはおなじみの(?)「レッド・キューブ」。
ウォール街のHSBC銀行ビル正面にあります。
実は完全な立方体ではなく、上下方向に長い偏菱形なのだそう。



つづいて、チェイス・マンハッタン銀行プラザの沈床園。
ビルの地下1Fフロアにあるガラス張りの円筒形の中に
花崗岩を敷いたグラウンド、日本の宇治川で採取したという
7つの自然石が配置されています。

地下から見るには建物内ロビーに入らないといけないので、
観光客は上から…。



ロックフェラー・センターにある
AP通信社の正面玄関に飾られたフリーズ。
こちらもイサムの作品。
通信記者を表す5人の人物像(カメラを持つ人、電話を握る人、
取材する人、タイプを打つ人、ニュースを送る人)によって
構成されています。
1938年にコンペに優勝し、
全行程をイサムが一人で手がけたもの。

つづいて私たちは、NYの中心地から小一時間ほど離れた
ロングアイランド・シティの
イサム・ノグチ・ガーデン・ミュージアムへ。

バスで向かう途中、
若き日のイサムが住んでいたとされる家の前を通過しました。



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マイレオニー アメリカロケ見学ツアー 【ニューオリンズ観光編】

松井監督が『レオニー』のロケを行ったアメリカ・ニューオリンズ。
2泊3日の滞在中は、ロケ見学だけでなく、観光もしっかり楽しんできました。

 

ニューオリンズは、ミシシッピ川の河口ルイジアナ州にあります。
古き良きアメリカ南部の趣が残る中にもエキゾチックな香りが漂っているのは、
18世紀、フランス・スペインの植民地だったから。



亜熱帯に近い気候で、私たちが訪れたシーズンも日中は真夏の暑さ、
そして、湿度が高い!
商店街の建物のほとんどに、日除けの屋根とバルコニーがあります。




フレンチマーケットはアメリカ最古の市場。
生鮮食料品など地元民のためのお店や、
観光客向けのちょっと怪しいお土産品の屋台が並びます。



フレンチ・クォーター随一の観光歓楽街・バーボン通り。
夜になると道の両側のありとあらゆるお店から
生演奏の音楽が大音響で聴こえてきます。


どの店もドアを開け放しているから、
ストリートまるごとライブハウスのよう。
ジャズ発祥の地ということですが、
聴こえてくるのはR&Bやロックも多いです。


アメリカのでは珍しく、缶ビール片手に歩いても違反ではない街。
道行く人の誰もが、陽気な酔っ払い。
日本の繁華街なら単なる千鳥足でも、
ここなら音楽に合わせてステップを踏んで歩いている…ようにみえます。


2005年の夏、ニューオリンズはハリケーン“カトリーナ”により
壊滅的な被害を受けました。
街の多くは水没し、バーボン通りの音楽も途絶えたそうです。


個人的な話ですが、私は趣味でゴスペルを歌っていて、
指導してくださっている先生や一緒に歌っているメンバーは、
以前ゴスペルの故郷でもあるニューオリンズを訪れ歌ったことがあるそうです。
カトリーナ以降、私たちのクワイヤは、
お世話になったニューオリンズへのお見舞金を集めるための
チャリティライブや募金活動を日本で継続していました。


そんなこともあって、ニューオリンズには、「レオニー」とは別の意味での
思い入れもあり、訪れてみたいなぁと思っていました。


被災から4年。私たちが見たハリケーンの爪痕は、市街地の住宅の一部の外壁に、
水が浸かっていたとわかる線を見つけたくらい。
街は、完全にではないけれど、ほぼ元の賑わいを取り戻してきている、と
ガイドのミツコさんも話してくださいました。
今回、意外な形でニューオリンズへ行くことができ、
“音楽の街”とのご縁をあらためて感じました。


ニューオリンズからはちょっと離れますが、
ルイジアナ州都のバトンルージュは、
松井監督の第一作『ユキエ』のロケの舞台でもあります。
横へと枝を伸ばしている樫の木や古い住宅、
映画でユキエが食べていた赤いザリガニ(クロウフィッシュ)など
ニューオリンズへ行ってからあらためて『ユキエ』を観ると、
また違った楽しさがあります。



レストランでは“レオニーディナー”でおもてなし。



ミシシッピ川をクルーズする蒸気船にも乗りました。
(日差しの強さと風の気持ち良さに、このあと全員船内で爆睡…)

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マイレオニー アメリカロケ見学ツアー 【ニューオリンズ編2】


松井監督が『レオニー』の撮影を行っている
アメリカ・ニューオリンズへ旅立ち、
ついに撮影現場で、監督と、
レオニー役のエミリー・モーティマーと対面した私たち。

到着初日の撮影は、
ニューオリンズの中心地・フレンチクォーター内の路地でのロケでした。

ニューオリンズがあるルイジアナ州は、映画のロケ誘致に力を入れており
私達が滞在中、3本の映画ロケが行われていたそうです。



(表通りはこんなかんじ。
ほんの1本入っただけで雰囲気が全然違います。)

ツアー2日目のロケ地は、中心地から
セントチャールズ・ストリートカー(現役の路面電車としては世界最古)
で30分ほどの、古き良き南部の色合いが残る住宅地の中。



すぐ隣には広大なオーデュボン公園、
その向かい側には“南部のハーバード”テュレーン大学があるエリアです。

ちなみに、映画『レオニー』にも、レオニーに関わる重要な人物として
その名前が登場するラフカディオ・ハーン(小泉八雲)のコレクションが
大学内の図書館にあるそうです。

ラフカディオ・ハーンは約10年間ニューオリンズに新聞記者として過ごしており、
この公園で1884年〜1885年に万国博覧会が開かれ、
そこで、ラフカディオは日本に渡るきっかけを掴みました。
その後生活の拠点を日本に置き、小泉セツと再婚、
日本国籍を取得して小泉八雲となりました。



この日の撮影は、1軒家を借り切ってのロケ。
建物の窓にはブラックの布がかけられ、
家の前の広い道路には、ハリウッドのトレーラーがズラッと並んでいました。
エミリーの楽屋専用のトレーラー、衣装トレーラー、
ケータリング専用トレーラーなど。。。すごい。。。

主役のレオニーとヨネ、2人きりの室内シーンということで、
見学は隣の部屋からモニターごしに。



部屋の外から聴こえてくる、2人のリアルな足音に耳を澄ましながら、
静かに撮影の様子を見守ります。



そのあと一行は、市内の“レオニースタジオ”へ。
半年以上にわたり、松井監督をはじめとした『レオニー』米国チームの
オフィス兼撮影スタジオを、藤原さんの案内で見学しました。



いくつかの部屋を、シーンごとに組み立てなおし、
小道具を並べて撮影を行っていくそうです。
この日も大道具や小道具のスタッフさんが、
部屋のリフォーム工事業者さんのように(?)
セットを作っているところでした。


衣装担当のアギー・ロジャースさん(左)。


オフィスに貼られていたアメリカロケのスケジュール。


アメリカスタッフの寄せ書きが壁に貼られていました。

夜は松井監督も合流しての食事会。
松井監督から、アメリカスタッフは、こんなに素晴らしい現場は初めてだと言っていること、
そんなスタッフの皆さんが、
日本からわざわざロケを見学にきた私たちにもびっくりしていたことなどを
話してくださいました。

「久子にはファンクラブがあるのか!」
 「でも若い子はいないね」 などと言われていたそうです。(笑)

最後は、記念品としてスタッフTシャツをひとりずつ贈呈していただき記念撮影。



そのあとは、「街から戻ってこないメンバーを探しに行く」
「部屋で騒いでホテルのスタッフに注意される」といった
修学旅行のようなお約束のエピソードが繰り広げられ、
ニューオリンズの思い出深い夜は過ぎていきました。


ポスプロ(撮影準備)から、ロスで監督を支えている
「レオニー」アメリカスタッフのシホさん。
見学ツアー隊とロケスタッフを
笑顔と気配りでつないでくださり、
ツアー隊の中でも大人気でした。
大変お世話になりました!

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マイレオニー アメリカロケ見学ツアー 【ニューオリンズ編1】


メキシコで新型インフルエンザ発生、
アメリカへの渡航は大丈夫!? という
出発直前の思わぬハプニングをぶっちぎり、
映画『レオニー』撮影の見学のため日本を出発した私たち。

私たち以外誰もマスクをしていなかった
乗り換えのダラス空港を出発し、




ニューオリンズが生んだジャズ界の巨人、
ルイ・アームストロングの名を冠した空港に降り立ち、
現地ガイドのミツコさん(写真左)と合流。




「ついに着いたのよー!」


ですが、ほんとうのお楽しみは、これからです。
初日から、ロケ見学が待っているのです。


バスで、ニューオーリンズの中心街、フレンチクォーターに
移動。ホテルで、既に現地入りしている藤原淳子さんと合流。


この日の撮影は、ホテルから徒歩数分の路地。
古くからの建物がそのまま残っている道路を、
100年前のニューヨークの通りに見立てての屋外ロケです。




そこには本当に『レオニー』撮影現場があり、
エミリー・モーティマー扮するレオニーがいて、
そして、監督をしている松井監督が、いました!

撮影がひと区切りついたところで、
駆け寄る私たち。




もう、言葉になりません・・・。


永田鉄男カメラマンはじめ、アメリカのスタッフの皆さん、
そして何よりも、とても気さくなエミリーのおかげで、
少しずつ緊張も解けはじめた私たちは、
撮影現場のスナップ撮影もどんどん大胆に・・・(ありがとうございました)




その後中村獅童さんも撮影に加わり、
間近で2人の演技を見ていると、
早くも、作品の世界に入り込んでしまいそう。




伊藤勇気さんと、松本侑壬子さん。

これは後で日本での撮影にも立ちあってみて思ったのですが、
日本の、ビシっと張り詰めた緊張感とはまた違う雰囲気で、
アメリカで見たロケは、穏やかな緊張感の中で
丁寧に撮影を重ねていくようなイメージでした。
日米どちらも、監督とカメラマン(永田さん)は同じだし、
細かい作業の連続である現場であることには
変わりないはずなのですが、
何となく違っていて、興味深かったです。




ケータリングもアメリカふう。




これらも全部“小道具”です。



撮影の途中、“撮影に入って初めて”という小雨が降り出し、
松井監督が「誰よ〜、日本から雨連れてきたの!」(笑)


そんなかんじで、現場は終始なごやかに、
この日は約3時間ほど、ゆっくり見学させていただきました。




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マイレオニー アメリカロケ見学ツアー 【出発編】

松井監督が『レオニー』を撮影している様子を見に行こう!と
企画された、マイレオニーアメリカロケ見学ツアー。


いよいよ出発間近となった4月下旬。
メキシコで豚インフルエンザによる死者が出たという報道が。


そう、今年1年、常にニュースをにぎわせた
「新型インフルエンザ」問題が、ちょうどこの時期、スタートしたのです。


メキシコといえば、『レオニー』ロケが行われているニューオリンズ、
そして今後ロケが予定されているカリフォルニア州からも近い。
ロケは大丈夫なの?と、心配してメールを送ったところ・・・
松井監督から帰ってきたのは、


「アメリカでは全然騒ぎになっておらず、マスクも誰もしていません」。


拍子抜けしたのもつかの間、ツアー参加予定者からは問い合わせも。
予定通り決行したい気持ちは、やまやまだけれど、
ご家族が心配していたり、せっかく行っても、現地で感染したり
空港が閉鎖されたら・・・。


危険度のフェーズがアップされたというニュースも入り、
騒ぎは全く治まりそうにありません。


ですが「NYも通常通りの生活をしています。どうぞ安心してお越しください」
という、NYのIACEトラベルの伊藤さんの力強い後押しメールもあり、
ツアー参加者のメンバーでもある、映画『レオニー』の顧問弁護士の先生の
アドバイスのもと、参加者は、
「新型インフルエンザについては自己責任のうえ対応する」という念書に
署名をして、旅を決行することになりました。



残念ながらキャンセルされた方(ご家族が医療関係者)から
大量のマスクの差し入れをいただき、
斎藤代表も、大量の除菌ティッシュを持ってきてくださいました。


当日はHさんの万全の準備のおかげもあり、
トラブルもなく順調に成田を出発することができました。
成田空港と機内は、ほとんどの方がマスク着用。
GW中とはいえ、なにやら物々しい雰囲気。


ところが乗り継ぎのダラスの空港では、
マスクをしているのは見事なまでに私たちだけ!
やはり監督の言っていることは本当でした。

空港内のメキシコ料理(!)のお店でタコスのモーニングセットを食べながら、
日本を離れたことを少しずつ実感する私たちでした。


 

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マイレオニー アメリカロケ見学ツアー 【準備編2】

「映画『レオニー』がクランクインしたら、
みんなで監督の陣中見舞いに行きましょう!」


われらがマイレオニー代表・斎藤弘美さんの口ぐせ(?)が
実行に移される日は、今年2009年、あっという間にやってきました。


ゴールデンウィークの時期に予定しているのツアーについて
サポーターの皆さんに2月に案内をお送りしたものの、
そのときは撮影の予定すら、ざっくりとしか決まっていない状態。


でも、GW時期の飛行機のチケットとホテルを確保し、
参加予定の方に旅の内容を事前にお知らせし、
現地でスムーズに動けるようにするための手配も必要です。


そんな私たちに、大変心強いサポートをしてくださったのは、
IACEトラベル」の伊藤佳代さんはじめスタッフの皆さん。


IACEトラベルといえば、アメリカ生まれの日本の旅行会社として
米国在住の日本人の方やアメリカ旅行通の方にはおなじみ。


昨年から、松井監督はじめ『レオニー』スタッフの、
日本〜アメリカ往復の手配のほとんどをお願いしていたので、
マイレオニーのアメリカへの旅の手配も
あわせて引き受けてくださることになりました。


そして、思いがけず身近なところに“旅のプロ”がいました。
マイレオニー事務局のお世話係として、実は事務全般を
会の設立当時から支えて下さっている、アナウンスハウスのHさん。
(ご本人の希望によりイニシャルです^^)
以前のご職業が旅行会社で、旅行業務取扱主任者の資格を
持っていらっしゃるということが発覚(?)。
またまたHさんを頼りにしてしまう私たちでした。


アメリカでのクランクインを4月13日に控え、
ニュースレターの編集・発送と並行してのツアー準備。


次第に詳しい日程が決まっていく
肝心の『レオニー』撮影日程に合わせ、
アメリカ入りする日本スタッフやキャストの飛行機の手配も
同時進行で進めていたため、
キャストのロス入り飛行機に関する、
伊藤さんからのメールの宛名が「斎藤様」になっていることも(笑)。
伊藤さん、ほんとうにお手数おかけしました。


時差の関係で、
私たちが仕事を終えようとする時間にNYのオフィスが動き出し、
翌朝起きると、NYは終業間近。
当然、こちらのやりとりは夜中に。
Hさんの睡眠時間が削られていくのが、メールの履歴でわかりました・・・。


4月中旬、クランクインに合わせて現地入りした
『レオニー』アソシエイトプロデューサーの藤原淳子さんから
ロケ内容やロケ地についての情報が入りはじめ、
私たちのワクワク感も最高潮。旅の準備もいよいよ大詰め。



Hさん作成のツアーパンフ。

ところが、ここに来て、とんでもないことが起きてしまうのです・・・

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マイレオニー アメリカロケ見学ツアー 【準備編】

映画の製作前から映画づくりを応援しよう!という
私たちサポーターズネットワーク「マイレオニー」が、
ついに映画製作の現場に立ち会う最初の瞬間がやって来ました。



それが、今年5月3日〜10日に行われた
「『レオニー』アメリカロケ見学ツアー」。


・・・といっても、この様子のレポートにたどり着くまで
何日にわけて連載をするか?というくらい、
準備期間は、ハプニング&スリリングな日々の連続。


来年はいよいよ映画公開。
せっかくなので、今年の出来事をできるだけ残しておきたく、
レポートします。
(というか、レポート遅くなりすぎてゴメンナサイ!)


「撮影を見学に行きましょう!
エキストラで出ましょう!」


と、マイレオニー結成当初から、ことあるごとに宣言し続けていたのは、
われらが斎藤弘美代表。


クリスマスイベント終了直後
マイレオニーは、斎藤さんの号令のもと、
撮影見学ツアーとエキストラ募集案内づくりに取り掛かることに。


とはいえ、主演女優もようやく決まったばかり、
撮影スケジュールでわかっているのは、アメリカ→日本 の
順番で撮影を行うこと、くらい。
カレンダーの春〜夏には、
「アメリカロケ」「日本ロケ」を示す長いラインが
1本ずつ入っているだけです。


が、とにかく、まずは、企画があることを知らせよう、ということで、
第一陣のご案内をハガキでサポーターの皆さんに出すことに。
そのときの様子はこちら




案内状や申込書をハガキでお送りしたり、
サポーター限定のニュースレターに同封したり。
発送作業に携わった皆さん、おつかれさまでした・・・


1月末には、世田谷区成城の東宝スタジオ内に
映画「レオニー」のスタッフルームができ、
連日事務所に詰めていたプロデューサーと助監督さんは、お引越し。


それは、プリプロと呼ばれる撮影前の準備期間が終わり、
いよいよクランクインが間近に迫ったことを意味していました。


事務所で皆さんを見送った私は、
子供が無事に育って大きくなって、学校に通いはじめるときのような
嬉しいような寂しいような、何ともいえない感慨深い気分でした。
(子供産んだことは、まだ、ないですが・・・^^;)


2月に入ると、松井監督は、
日米双方のプロデューサー、助監督さんと、
台本と、俳優のスケジュール、スタッフのスケジュールや人数
撮影に必要なものを洗い出して準備を進めたりと、
まさに網目を1つずつ違う色で塗りつぶすような
細かい作業を、連日続けています。



そんな松井監督やスタッフに、
「何日にどの撮影を行いますか?見学できますか?」
なんて、とても・・・。


ただ、ハッキリしているのは、
クランクインすることと、もしもその撮影現場に立ち会えたら、
私たちも、そして監督も、
どんなに嬉しいだろうなぁ、と思うのは、間違いないということ。


最悪、撮影が見られないにしても、
監督と「レオニー」のいる、アメリカへ行きたい!
というメンバーを集めて行こう、と、
ツアー準備を進めていくことになりました。

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1年前のイベント


ちょうど1年前の今日、マイレオニーでは、
松井監督と、ピアニスト・作曲家の西村由紀江さんを迎えて
「マイレオニークリスマスナイト」というイベントを行いました。

“2人の女性アーティストが
「創るということ」「表現するということ」をテーマに繰り広げるトークと
西村由紀江さんのピアノライブによるスペシャルナイト”

と銘打って、行われたイベント。

マイレオニーpresents X'mas Night 〜ピアノ&トークライブ〜 レポート [前編]
マイレオニーpresents X'mas Night 〜ピアノ&トークライブ〜 レポート [後編]

実は、マイレオニーが結成された頃(2005年秋)には、
監督ご本人も含め誰もが、
2008年末には撮影が終わっているだろうと思っていました。

ですが実際は、さまざまな出来事・アクシデントがあり、
私たちも、監督からのご報告でいくつかその大変さを
(ほんの少しは)共有しながらも、ゆっくり応援を続け、
映画製作は、予定より大幅に遅れながらも、少しずつ進んでいきました。

イベントを企画準備していた、2008年の秋から冬は、
肝心の、主演女優だけが、なかなか決まらない、という状態。

そんな中、サポーターの皆さまをお招きして、イベントを行う意味があるのか。
マイレオニースタッフ内でも様々な話し合いがありましたが・・・。

[映画ができる前から、松井監督の第三作映画を応援している]、という
私たち「マイレオニー」の存在意義の集大成、
そして“映画製作前の最後のイベント”にしよう。

最終的にはその想いで一致し、イベントを行いました。

マイレオニーがこれまで行ってきたイベントといえば、
2008年3月の、ギタリストの佐藤紀雄さんの演奏と松井監督のトークイベント

そして、約400人もの方がご来場くださった、2007年3月のイベントがあります。

「あなたの人生の選択〜女性が決断する時」レポート (前編)
「あなたの人生の選択〜女性が決断する時」レポート (後編)

当時、私たちはこのイベントを
 「マイレオニーのキックオフイベント」と呼んでいたのを思い出し、
こんどの2008年12月のイベントは、
「テイクオフ(離陸)イベントにしよう」、と言っていました。

イベント直前まで、主演女優の交渉を進め、アメリカから帰国した松井監督。
実はイベント当日の朝も、残念なお知らせが届いてしまったようなのですが、
会場に笑顔いっぱいに現れ、ジョークを飛ばしながらリハーサルを行っている監督を見て
申し訳ないなぁという気持ちとともに、「やっぱりやって良かったなぁ」と
嬉しくなったのを思い出します。

これまでのイベントにご参加・ご協力いただきました皆さま、
ほんとうにありがとうございました。

クリスマスイベントの翌月届いた、
松井監督の2009年の年賀状には「TAKE OFF」の文字が!

その1月に、エミリー・モーティマーが主演女優に決まり、
4月にはクランクインを迎え、1年後の今日は、編集作業も大詰め・・・という状態。
あらためて、ドラマティックなこの1年を思い返してしまいます。

来年2010年は、いよいよ映画「レオニー」公開予定。
私たちに、どんなドラマが待っているでしょうか。

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