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本日!ニュースJAPANオンエアです!

私たちマイレオニーが、「松井久子監督の第三作を応援する会」として
5年前に活動を開始し、製作を応援してきた、
そして今年ついに完成した映画『レオニー』は、
角川シネマ新宿他で、いよいよ11月20日(土)より全国公開です!

そんな松井監督と、なんと厚かましくも私たちマイレオニースタッフまで
取材を受けてしまった、フジテレビ系「ニュースJAPAN」(23時30分〜)
本日オンエア予定です!大きな事件などが起こらない限りですが…。

マイレオニーが取材を受けた様子はこちら(事務局の様子)

みなさま、ぜひ観てみてくださーい!

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松井監督 9月26日に横浜市で講演


今月8日から名古屋市他で開催された
「あいち国際女性映画祭」では
ノミネート13作品の中から見事「観客賞」を受賞

そして10月23日から開催される
「第23回東京国際映画祭」で「特別招待作品」に選ばれた『レオニー』。

この『レオニー』の松井久子監督が、今月26日、横浜市で講演をします!

『レオニー』11月20日公開を控え、私たち観客以上に張り切っている(かも?)
ナマの松井監督トークを間近で聞く貴重なチャンス!

第1作『ユキエ』製作のきっかけとなった、
松井監督がTVプロデューサー時代に製作したドキュメンタリー番組
『望郷の女たち』(1994年フジテレビ)の上映もあります。

入場は無料。まだ若干の席数があるということですので、お早目にお申込みください!


公開講座『ユキエ』と『レオニー』〜映画のなかの海を渡った女性たち

【日時】 9月26日(日)14時〜16時(13時30分開場)

【会場】 
JICA横浜 4階「かもめ」 地図はこちら
     〒231-0001 横浜市中区新港2-3-1
     JR・地下鉄「桜木町」駅より徒歩15分
     みなとみらい線「馬車道」駅より徒歩10分

【講師】 映画監督 松井久子

【予約方法】 入場無料・事前予約制

TEL、FAX、Eメール、または海外移住資料館受付で事前予約をお願いいたします。

◆ご住所 ◆氏名(複数の場合は代表者1名のお名前と人数)・
◆連絡先(電話番号・メールアドレスなど)をご連絡ください。
折り返し予約票をお送りします。

TEL 045-663-3257
FAX 045-211-1781
メール 
info@jomm.jp

お申込み時には「マイレオニーのブログを見た」とおことづけください。

☆当日12時30分より、受講者の皆さまを対象に「資料館常設展示見学ツアー」を
実施いたします。参加ご希望の方は、お申込時に「見学ツアー参加」の旨、
あわせてお知らせください。

【JICA横浜 海外移住資料館 企画展・催し物のご案内】
http://www.jomm.jp/events/index.html

ご来場お待ちしています!

 
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映画『レオニー』公式サイト フルオープン!



いよいよ今年11月20日より
角川シネマ新宿ほかでロードショーの映画『レオニー』。

この映画『レオニー』公式サイトが
本日またまたバージョンアップしました!

キャストやスタッフの紹介、
松井監督のプロダクションノートほか
内容がぐっと増えました。

そして、トップページのマイレオニーバナー祭(嬉)

このブログをはじめ、マイレオニーのトップページ、
マイレオニーtwitter
mixiのマイレオニーコミュ等へのリンクがついています。

最新情報ページも頻繁に更新されていますので、
ぜひチェックしてくださいね!

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高松試写会完全レポート【完結編】

マイレオニーたかまつ主催の『レオニー』完成披露試写会に参加した、
東京のマイレオニースタッフ・吉田智子さんによる完全レポートの最終編です!

前編はこちら

中編(試写会編)はこちら


試写会の後のパーティー

舞台は変わり、壁二面が全面ガラスの絶景スポット。海を見下ろし、夜景を見下ろし、遠目に屋島山、空には真っ赤な夕日ときらきら輝く金星。
最近はウェディングの二次会パーティー会場としても大人気の高松駅前タワー「アリス・イン・タカマツ」で試写会後のパーティーが行なわれた。

監督はワインレッド色のカクテルドレス。カッコイイ!

高松のそうそうたる顔ぶれが勢ぞろい。藤原淳子さんの司会でパーティーは和やかに進行し、来客の皆さんは口々に松井監督への賛辞を述べられ、祝福の嵐となった。



監督からの感謝の言葉に続き、山内豊さんからの「レオニー」ニットベストの贈呈と祝辞(山内先生宅で見た一番かわいいレオニーベストだった)。イサム・ノグチ財団理事長の和泉正敏氏による祝辞、角川映画の北尾専務からの高松の映画上映場所の増加報告等々。



地元で活躍するRICO神島さんからの歌のプレゼント、「折り梅」時代から松井監督を息長く応援している畑野ご夫婦の三三七拍子。高松ならではの温かい祝福が続く。



マイレオニーたかまつの湯浅文代さんは、試写会終了までは汗ダクで走り回っていたのにパーティーではターコイズのジャケットを羽織ってパーティ仕様に早変わりしている。この余裕がカッコいい!松井監督が夕映えの会の方々を前に呼ばれてご紹介、引き続き助っ人マイレオニーを一人ずつ名前を読んで紹介してくださった。



高松の皆さんの暖かい拍手を受け、一緒に高松に来れたことに、感謝です。幸せな私たち。マイレオニーって素晴らしい。




「自由席」での二次会

「自由席」とは、マイレオニーたかまつ事務局の湯浅さんのアジト(じゃなかった、喫茶店。湯浅さんがオーナーです)

壁一面にレオニーの撮影風景のとても素敵な写真が掲示されている。アットホームな「自由席」で、監督を囲み二次会開始。乾杯!(フジテレビさんの撮影はここでも続いている・・・乾杯の場面が多い?!)今日の試写会成功を祈ってビールを飲む。湯浅さんの表情に安堵が。彼女もウルトラパワーで動くけど、その湯浅さんを支える高松の女たちの暖かいこと。本当に感動した。



我らがマイレオニー代表の斎藤弘美さんが4日後に誕生日を迎えるということで、急遽サプライズ。桜吹雪とバースデーソングとケーキ、キャンドル。斎藤さんの目にもうっすら涙が。こっちも貰い泣き。そして、またまた試写会の話題に。回収されたアンケートは300通以上。どれもコメントがぎっしりで嬉しい限り。皆で一時回し読み。楽しいひとときだ。角川映画宣伝部のの小島女史とフジテレビ岡田ディレクターも同席。彼らも“自称マイレオニー”。どんどん仲間が増えてゆく。この楽しさってなんだ?癖になるぞ。夜中1時過ぎまで監督を囲みマイレオニーとの熱い夜が続いた。



翌朝、二日酔いだぜ〜。でも掃除行くべー。っと「自由席」に向けて9時出発。
湯浅さんが鍵を開けて、さぁ、入ったと同時に「な・な・なんとっ?!」昨夜の桜吹雪、飲み散らかした缶やビン、皿、食べかけのケーキ、床にこぼれたジュースがスッキリとなくなっているではないかそこで、湯浅さんの一言がすごい。「小人が来たんやぁ。」・・・「えぇっ?!」。まるで、仮暮らしの何とかが夜中に掃除した後みたいだ。小人はどこだ?と探してしまった。湯浅を支える高松の女性たちはすごいなぁ。感嘆の声が漏れた。
その小人が途中入場してきた。奈良さんという素敵な女性だ。「自由席」で湯浅さんの片腕。御礼を申し上げると、「あぁ、ええよ〜。なんか、楽しい会があったのかなぁと思った」私はこういう人が大好きだし心から尊敬する。地球上の人類はこういう人に支えられていると思っている。申し訳ない気持ちと感謝の気持ちと、私もこういう人になりたいと心から思った。

札幌組の大居さん、野嶽さんはここでお別れ。抱き合い、握手でバイバイ。マイレオニーって良いな。

最後に、うどんを白井女史の案内で食す。地元のビジネスマンでにぎわうセルフのお店。ここも美味いね〜。



しばし、「自由席」に戻り奈良さん、白井さんと歓談。

もっと、ずっと高松に居たいと思った頃には、さよならの時間がやってきた。
さぁ、空港に向かう。リムジンバスを駆け足で呼び止めて乗車。

空港到着。なんと、そこには映像クリエーターの宮野康人さんが見送りに来てくれていた。初日にうどんの山田屋、庭園美術館、石明かりロードでの撮影をフジテレビさんの取材で行って下さった方だ。「今日は休みが取れたから、見送りに来ました」一人またマイレオニーが増えた。感激しちゃう。松井監督も合流して宮野さんの見送りにビックリ。監督ってすごいなぁ。湯浅さんとのハイタッチ笑顔でお別れ。とうとう時間がやってきた。

「また、会いましょう!」「元気でね!」「また高松に来ます」「前売り券、売るぞぉ」

高松の熱い夏はこれで、おしまい。
マイレオニーの活動は明日も続く。

        (吉田智子 /写真:野嶽次郎)


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高松試写会完全レポート【試写会編】

マイレオニースタッフ、吉田智子さんによる
全国でいちばん熱い(暑い?)『レオニー』完成披露試写会が行われた
高松完全レポートの2回目!今日はいよいよ試写会当日のレポートです。



1回目(前編)はこちら


夕映えの会

私たちが高松に到着したのは、高松での『レオニー』完成披露試写会の前日。
昼から「夕映えの会」(介護に関するボランティア会)の皆さんが、明日の「レオニー」試写会のプログラムのアンケート・チラシ挟み込みや事務作業をされているとのことで、東京・札幌・埼玉マイレオニーチームがその作業に合流。皆さんと共に汗を流しながら作業に没頭した。



その間、手を動かしながらの会話がすばらしかった。映画「レオニー」に対する期待や、その応援したい気持ちの理由やきっかけなど、多くのマイレオニーはそれぞれに自分の人生ドラマと重ねている。初めてお会いするのに、初めてではないような感覚があった。レオニーを通して仲間意識を認識できた。素晴らしい!しかも、介護に関するボランティア活動をされている皆さん。地球上に多くの人間が存在する中で一番優しくて偉い人たちだ。本当に心地よい、包み込むような愛情を感じつつ作業が進んだ。本当にすごい映画が誕生したものだと感慨深い。私たちが信じ続けた松井久子監督、本当におめでとうございます。



アイスクリームをご馳走になり、帰り際車で出発する私たちを夕映えの会の皆さんが玄関に勢ぞろい、笑顔で手を振って見送って下さった。思わず涙が出た。


牟礼での「レオニー」予告と監督トーク



松井監督が出演する「牟礼石あかりロード」イベントのため、全員移動。
住宅街の通りは左右全て玄関先に石明かりが点灯され、一つ一つ販売出品され、通る人々は浴衣姿の夏祭り。さすが石の街だけあって、ところどころの公園も石のオブジェが設置されている。遊具にもなる。



月明かりが美しく輝き出した頃、洲崎寺でのイベント開始。
このお寺は、『レオニー』牟礼ロケでは、スタッフの休憩所にもなったそうだ。源平の合戦の際の那須与一が的を射る場面や義経弓流しのエピソードで有名な屋島にある。

この日の最後のプログラムは、「レオニー」の予告上映と監督トーク。ここに高松のマイレオニー事務局代表、湯浅さん登場。ユアサさんは、今日に至るまで不眠不休での試写会準備、取材、監督のお迎え、チケットに関する問い合わせ対応などで疲労困憊のはず。暑さでメークはほとんど残っていないスッピン状態にもかかわらず、目はきらきらと輝き美しい。額やこめかみに汗でくっついた髪の毛も愛らしく見え、ポニョのようにカワイイのだ。

地元の方々が月明かりの中、お寺のお堂前に設営されたスクリーンに5分間のレオニー予告が上映されると見入っていた。

司会のるいままさんが松井監督を紹介。
「今晩は、じゃなくて“お帰りなさい”ですね!」という挨拶に、会場からワっと拍手。

「私は、この映画では、松井監督は“父”だと思うんです。で、母親が湯浅さん。湯浅さんがいなければ私もイサムのお母さん・レオニーのことを知らなかったと思うんです」

と、るいままが湯浅さんを紹介すると、これにも監督以上に!?客席から大きな拍手!

松井監督が心をこめて観客に話しかけた。「善通寺での2日間のロケは、ほんとうに朝早くて何度も撮り直して、ほんとうに過酷な撮影だったんですけど、400人以上のエキストラを湯浅さんが集めてくださって。ひととおり終わったあと私がちょっと高いところから“皆さん今日はありがとうございました〜”とお礼の挨拶をしたら、皆さんがほんとうに温かい拍手をしてくださったのが忘れられません。香川県のサポーターの熱さは全国一ですね!」

この3人トークの模様は動画U-STREAMで全て観られます。
こちらかどうぞ!(松井監督登場は、55分くらいから)

瓦町の居酒屋にて、マイレオニーの前夜祭。
壁にレオニーポスター。監督がサインをされた。
フジテレビのニュースジャパンディレクターの岡田さんが、ハンディカメラを片手にずっと取材。マイレオニー毎度の乾杯を撮影。とにかく、監督以下全員、朝から動きっぱなしの一日の終わりのビールの味に浸った。




第2日目〜いよいよ試写会



本日、高松試写会本番。当日の設営、段取り、役割分担など、地元マイレオニー、夕映えの会の皆さん、湯浅さんのお知り合い、東京・札幌・埼玉・横浜マイレオニーチームが合流。すごーい。朝から湯浅ボスが髪を振り乱して走り回る。さあ、いよいよ本番だ。



開場前になんと行列が出来た!ひぇ―、信じられない。
この暑い中、扇や扇子や招待券を手に行列が!
開場!受付、DVD販売、チケット販売大賑わい!いよいよだ!


司会の齋藤弘美代表。

いよいよ開映。高松のマイレオニーの皆さんは会場内へ。私たち助っ人マイレオニーは、会場外で遅れて入場する人たちの対応。外にも音が流れて様子が伺える。真鍋香川県知事のご挨拶、大西高松市長のご挨拶に続き、高松マイレオニー代表(夕映えの会代表)の藤田さんの涙声の挨拶、始まる前から泣けてくる〜。



上映が終了し、さて、監督の挨拶が始まる。もしかすると、出てきてしまう人がいるかな?と思いきや、数人、都合で出た人が居るだけで、皆さん監督のお話に聞き入って下さっているではないか。ヤッタネ!映画「レオニー」は観客のお尻を座席にくっつけてしまったのだ。



監督は映画製作のいきさつや思い、前作からのつながりについて熱っぽく語られた。そろそろ、終盤、我々マイレオニーは、出口から飛び出す観客にどれだけの前売り券を販売できるか、心臓がドキドキしてきた。



さぁ、ドアが開いた。同時に皆さんアンケートを片手に持っている。回収箱が見る見るうちに一杯に!どやどやと出てこられた観客の皆さん、前作DVDや監督の著作の前、前売り券の前にズラッと集まった。アンケートをいたるところで一生懸命に書いて下さってる皆さんの姿に胸が熱くなる。わぁー、すごい熱気!来るわ来るわ、監督が著書にサイン。皆さん監督に感想を述べられる。監督を握手攻め。ロケ状況などのパネル写真に見入る人たち、待ち合わせしながら、感想を述べ合う人たち、マイレオニースタッフに話しかける人たち、ロビーは人、人、人で溢れた。今回一回きりの試写会入場者は1300人を越えた。すごいぞすごいぞ!

レポートは【完結編】へ続きます!


                         (吉田智子/ 写真:野嶽次郎 )

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Usteramで大学教授が「レオニー」トーク!

松井監督がtwitter上でお知り合いになった、
マサチューセッツ工科大学の石井裕教授が、
トークショーの動画(UStream)の中で、マイレオニーについて
語ってくださっています。

http://bit.ly/bIKYAp

とても興味深い対談なのですが、長いのでお忙しい方は
2時間20分あたりからご覧ください。
対談の最後を「レオニー」の話題で締めてくださってます。
このU-Streamを視聴した人は3000人を超えているようで
まだまだ広がりそうです。ありがたいですね!

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マイレオニー取材情報




まだまだ暑いですが、
コンビニに秋味&秋限定デザインの
ビールやお菓子が並び始めました。
紅葉模様、全部が『レオニー』のタイアップ商品に
見えてきます・・・☆

さて、先月末の高松での試写会から
松井監督&マイレオニーが密着取材を受けている
フジテレビの「ニュースジャパン」ですが、
現在、9月10日(金)11:58〜12:23に放送予定です。
何か大きな事件事故がなければ放送されるそうです!

また、明日(9月7日)のフジテレビ「スーパーニュース」(16:53〜19:00)
にもご注目ください。
中村獅童さんの取材がメインですが、マイレオニーも一緒に取材されます。
17:30位に放送される予定。
地方の放送局にも配信されるそうです。

それからー!twitter(@myleonieでつぶやき中)でも
多くの方が『レオニー』の評判を広げてくださっています。
ハッシュタグ「#myleonie」をつけてつぶやいてくださいね。
(#とeの前後は必ず「半角」1文字ずつスペースをあけてください)

米国大使館主席公使のジム・ズムワルトさんの
公式ブログを見つけました。映画レオニーが紹介されています。
(マイレオニーのHPへのリンクもあり!)

http://japan.usembassy.gov/zblog/j/zblog-j2010093a.html

レオニーの拡散に追いつかなければー。と嬉しい悲鳴の事務局です。


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フジテレビ「ニュースJAPAN」がマイレオニー事務局を取材!

毎日、様々な人々が訪れ、活気あふれるマイレオニー事務局ですが、
先日はフジテレビの報道番組「ニュースJAPAN」のテレビクルーの方が3人訪れました。

事務局の活動やサポーターさんが出入りする様子を取材されるということで、当ブログ編集長shioriもサクラ(いえ、演出!)で、事務局内でのお手伝いに参加しつつ、チラッとその様子を逆取材させていただきました。

8月22日、高松で感動の「レオニー」試写会も密着取材している「ニュースJAPAN」。同様に、高松に同行した角川映画宣伝部、小嶌さんが今日もアテンドしてくださっていて、事務局内はますますアットホームな雰囲気に。


斎藤代表に取材するニュースJAPANの山口さん、
角川映画宣伝部の小嶌さん

マイレオニー事務局の斎藤代表とwakkiが、いつもながらキビキビと動き回る中、平野さんと利恵さんは黙々と作業態勢をキープ。段ボール箱が次々と開けられ、印刷物が揃えられ、なごやかに的確に作業の段取りが進んでいきます。

最近のマイレオニースタッフのお手伝いといえば、「マイレオニー特別鑑賞券 注文申込書」にご協力お願いのチラシを挟み込む作業で、通称“内職”と呼ばれ、事務局を訪れた人の恒例行事のようになっているはず。

おしゃべりしながらも、お菓子を食べながらも手作業が進むこと、進むこと。

他に、宛て名書きや発送準備などの手作業があり、ちなみに平野さんは先週、私がマスコミ試写会中に内職した時も宛て名書きをされていて、今日もずーっと宛て名を書き続けていらっしゃいました。聞けば週2ペースだそう。頭が下がります。

カメラクルーがカメラを、音声さんがマイクを向け続ける中、「こんにちわ〜」と現れたのがマイレオニー副代表の谷岡さん。特別鑑賞券を販売したチケット代をwakkiに納めているのですが、その数130枚と聞いてびっくり! スゴ〜イ!!


谷岡副代表からのお宝をありがたく数えるwakki

しかしその後、特別鑑賞券を購入するため訪ねていらしたサポーターさんの福沢君代さんが、「380枚売ったわ。タクシーの運転手さんにも、ちょっと話したら欲しいって言うんで、売っちゃった!」という言葉に、一同さらに、あ然となるのでした。

----どうやってチケットに話を持っていくんでしょう?

「『絵は好きですか?』なんて聞いたりしてね。それで、意外にイサム・ノグチをご存じの若い方が多くて、照明器具の“灯り”を知っていたり。それで、『レオニー』の話をすると『行きたいです』って。
クラス会の幹事をしているんで、チケット売るために中学校の同窓会を開いたの(笑)。17名の参加で16枚売れました」


「レオニーのチケットが入るように、
このお財布を新調したのよ」と笑う福沢さん

----なぜ、そんなに?

「松井監督の魅力! お人柄、誠実さ! もう一目で気に入ってしまってアメリカの撮影現場にもお邪魔しちゃった。おみやげに日本的なものと思って、駿河凧を描いている人に頼んで凧を持って行ったら、レオニー役のエミリーさんがハグしてくださったの」

----『レオニー』試写をご覧になった感想は?

「1回ぐらいじゃわからない、5回ぐらい観ないと。だから自分のために8枚ぐらい取っておこうかな(笑)。独身の男性は一人だと映画に行かないから、『一緒に観ましょう』って誘って、その分の自分のチケットも買ってあるんです」


「レオニーの話をいろんな人にしていると、すご〜く幸せなの」
という福沢さんに、斎藤代表も思わず感動


福沢さんの熱いマイレオニー魂に、周囲からホーッとため息が。
そんな彼女を「ニュースJAPAN」がインタビュー。詳細は、OA予定の9月10日にどうぞお楽しみください。
ちなみにこの取材の翌日、松井監督は番組メインキャスターの秋元優里アナによるインタビューを受けたそうです。OAが楽しみ!!


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JIPAT国際委員会主催講演会「巨匠イサム・ノグチ〜魂の原点」



去る7月16日(金)、JIPAT国際委員会様による、講演会「巨匠イサム・ノグチ〜魂の原点」が、青山の建築家会館で開かれました。松井監督の講演の模様をレポートします。

東京インテリアプランナー協会(JIPAT)とは、関東近辺でインテリアの設計に携わる方々の集まりで会員数は約500名。様々な活動を通してインテリア・デザインに関する情報をひろく発信しています。その中には海外への情報発信や交流をはかる「国際委員会」があり、海外で活躍する方々のお話を伺い交流するイベント「サロン・ド・IP」を企画されています。

国際委員会の委員で、マイレオニーサポーターでもあるヒジュン・カスヤさんの「協会のみなさんをはじめ、多くのクリエイターの方々にイサム・ノグチの原点―母を描くこのすばらしい映画『レオニー』を知って欲しい。また、優れた映画づくりについての監督のお話を通して、異業種間の壁を破り、硬直した縦社会のフレームを外す新しい視座を備える機会に繋げたい!」という熱い思いが、会員の皆さんの心を動かし、ご協力を頂き、この講演会が実現することになりました。
 


講演会を企画してくださったヒジュン・カスヤさん。
当日は司会も務められました。

当日は、インテリアプランナーやデザイナー、建築家の皆さんが大勢集まって下さり、松井監督の講演と、マイレオニー賛同人でもありイサム・ノグチ財団理事の建築家川村純一氏とのトークセッションの2部構成での講演会でした。


「同じクリエイターとしての皆さんの前でお話し出来るのが嬉しい」と話し始めた第1部、松井監督の信念のもと、自分が思い描く作品を創り出すため秘話を披露されました。


 
さすがインテリアプランナーの皆さん、
会場のポスター貼りもこの正確さ!



出演者を決めるためにはまず、シナリオを読んでもらう必要があります。ですが、そのシナリオも、感性があう人がなかなか見つからず、約2年、3人目のシナリオライターでようやく両思いになれ、「レオニー」のシナリオが出来たとのこと。14稿という膨大な原稿のやりとり、その思いの強さに驚かされます。

「『「何でこんなことが実現したの?』といろいろな人から言われるんですけど…。それは、実現するまであきらめなかったからです。10年かかったらあきらめたかもしれませんが(笑)…7年間あきらめませんでしたから」とサラリと話す松井監督の言葉には、映画を完成させた喜びと底知れぬ自信が宿っているように思いました。

出演者が有名だと製作費も集まりやすいのが、この世界。最初、松井監督も、日本でも誰もがその名を知っている有名女優にアプローチをしていました。「有名女優のところには、世界中から"この作品に出てください"とシナリオが送られてきて、山積みされているんですね。いつマネージャーが読むのか、さらにそれをいつ女優さんが読むのかわからない。返事が来るまでは他の女優さんにアプローチすることはタブー。そんなわけで、1年近くも待たされました。

主演に決まったのは、エミリー・モーティマーという、決して有名ではないのですが、でも有名な作品に印象深い役でいくつも出演していて、有名監督からの信頼が厚い女優さんです。彼女はシナリオを読んで"絶対にこの役をやりたい"と言ってくれ、すぐにロンドンに会いに行き彼女に会い、即決しました。」

監督という仕事はリーダーシップが必要。ビジョンを明確にしっかりもっていれば、人はついてきてくれる。ビジョンをしっかりと持っていられたのは、松井監督だけが6年間も「レオニー」を考えていた、という自信だったそうです。その熱い思いが、カメラマンの永田鉄男さん、音楽のヤン・AP・カチュマレクさんへのラブコールも実を結び、さらなる「レオニー」の世界観を描き出すことになりました。

「ヤンとの出会いは運命的でした。お互いの持っている才能が単純に「プラス」になるだけでなく、化学反応を起こして想像以上のものを作り出せたと思います。周りには、アカデミー賞作曲賞を獲ったような人だから無理、と言われたんだけど、ムリと本人に言われたわけじゃないから、と、永田さんのときと同様、自分で切々と手紙を書いてお願いして…(笑)。
出来上がった音楽は、彼の今までのどの作品よりもいいんじゃないかと私は思っています。ひとりで創るのではなく、他の人との才能が呼応しあってそれよりもすばらしいものができるというのが喜び。その感覚は言葉では言い表せない程の喜びです。」話を聞いていたインテリアプランナーである、クリエイターの皆さんも大きく頷いてらっしゃいました。

「海外との合作、という映画は今までにもいくつかあったかもしれません。でも、日本から海外へロケ隊が行く、あるいは資金的を2カ国以上で出している、という意味だけでの合作であって、日本から英語もできないおばさんがシナリオをもって日本とアメリカで撮りにいくという合作は今までなかったのではと思うんです。映画が完成してからマスコミの方々に"作っているときに取材に行きたかったなぁ"と言われ、そこに日本のマスコミの限界を感じたりもしました。でも、私には自慢がありまして、製作に入る前から私の映画の観客が、マイレオニーというネットワークを作ってずっと励ましてくれていました。この講演会も、カスヤさんがインターネットでマイレオニーのことを知り、昨年の撮影のエキストラに参加されて、それから"この映画のために、私に何かできないか"とずっとご自分で動いてくださって実現したものなんです。」

構想から7年、モチベーションを持続出来たのは、経済効率が優先される昨今、文化を正しく伝えなければ、という志があったからという監督。不況であるからこそアートや文化の出番ではないか、と話を締めくくられた松井監督でした。



第2部は川村純一氏とのトークセッション。川村さんは、イサムと実際に仕事をしたときのお話を、建築や建築家に関する専門的なエピソードや、イサムの人となりもなども交えながら、話してくださいました。


「イサムは、自分の芸術については話すがプライベートのことを出すのは嫌がっている、と、NYにあるイサム・ノグチ財団をはじめ、周りのあらゆる方に言われていました。映画化に関するあらゆる交渉も何度も断られたのですが、イサムの晩年いちばん近くにいらした川村さんご夫妻にお会いしたとき、奥様の京子さんが、「イサムさんがあなたを選んだのね!」と最初に言ってくださったのが、映画化に向けて大きな自信になりました」
と松井監督。イサム自身にも、伝記や映画化の話が何度も持ち込まれていたのですが、イサムは「自分の伝記より、母親の伝記を書いたほうがよっぽど面白い」とことあるごとに言っていたそうです。その後ドウス昌代さんの原作本の映画化権の交渉に成功した松井監督は、「レオニーに『撮ってもいいわよ』と言われたみたいだった」と、運命を感じたと話されていました。


最後に、JIPAT志村会長からご挨拶を頂き、今回の講演は幕を閉じました。


講演の後は、「レオニー」特別鑑賞券、監督の著書「ターニングポイント」が飛ぶように売れました!さすが、感度のいいクリエイターの皆様達です。
松井監督も、若いクリエイターの方々とお話することができて楽しかった、と話されていました。


この講演会のためにご尽力頂きました佐藤 勉 国際委員長をはじめとする国際委員会の皆様、お忙しい中でのご準備、本当に大変だったと思います。お世話になりました。ありがとうございました。


                                                                         (岡田 方子・wakki)

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