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残間里江子さんのブログにまたまた『レオニー』が

先日もこのブログでご紹介した、
出版・映像・演出など幅広い分野でのプロデューサーとして
活躍されている、残間里江子さんのブログ「駄目で元々、雨、アラレ。」
毎日更新で、1日1本エッセイを読めるような濃い内容のブログです。

“日本に、新しい大人をつくるネットワーク「club willbe」”を
主宰されている残間さんですが、wakkiはたまたま土曜の朝に
ラジオをつけたところ、「あ、残間さんだ!」
NHK第一ラジオ 毎週土曜日 朝8:35〜10:55の「どよう楽市」という番組の
パーソナリティもつとめていらっしゃるんですね。

その残間さんが、映画『レオニー』を観た感想をアップされています!

4/19の記事 「レオニー」の気高い強さ。 

「とにかく美しい映画」と『レオニー』を絶賛されている
残間さんのブログ、ぜひぜひ、チェックしてみてくださいね!


 

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山野海さんの劇団「ふくふくや」本公演のお知らせ

今年11月公開の映画『レオニー』に
女中ハル役で登場する、山野海さん。

今月3日に行われた『レオニー』完成披露試写会でも
主人公レオニーとハルのやりとりのシーンでは
客席から笑いが起きていましたね。
山野さんご本人も試写会に駆けつけ、
舞台あいさつをしてくださいました。

さて、そんな山野さん率いる劇団「ふくふくや」から
2010年最初の公演のご案内が届きました。
「ぜひマイレオニーの皆さんで観に来てくださいね!」と
メッセージをいただきましたよ。




ふくふくや本公演『長い坂のある家』

【作】竹田新   【演出】司茂和彦

【キャスト】
山野海   清水伸   花城紳一   塚原大助   岩田和浩
石川よしひろ  小日向しえ  高久ちぐさ  宮崎将弘  福島まり子

【日時】
2010年5月7日(金)〜16日(日)
(受付は開演の1時間前 開場は30分前)

【劇場】
下北沢「劇」小劇場 地図はこちら
東京都世田谷区北沢2−6−6
TEL/03-3466-0020

【チケット】
前売券発売中
前売 3,500円  当日¥3,800円   全席指定
平日マチネ¥2,500   前売・当日共通

【チケット取り扱い】
・ふくふくやへご予約の場合
お名前 ・ご住所・お電話番号・ご希望日時・枚数、を
TEL&FAX/042-978-6976(X-jam制作部/電話対応11:00〜19:00)
(5月6日以降のお申し込み、お問い合わせは「劇」小劇場03-3466-0020まで。)
E-Mail fukufukuya_2004@mail.goo.ne.jp
(E-Mail.HPからのご予約は、ご観覧日の2日前までにお申し込み下さい。)

とのことです。詳しくは、ふくふくやオフィシャルHPの公演情報ページをごらんください。
wakkiも昨年末の公演で始めて「ふくふくや」のお芝居を観ました。
そのときのレポートはこちら
公演ごとに雰囲気は違うようですが、すごくクセになりそうな
大人が笑える劇、という印象・・・・。
竹田新 というのは、山野さんの作家のペンネームですよ。

山野さんの所属事務所JFCTのホームページで
ハル役の『レオニー』写真が見られます。
JFCTのトップページを「しばらく」観ていてくださいね。

山野海さんのブログ「ずるずる日和」も注目です!

| wakki | 映画 『レオニー』 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
21日(水)NHKに『レオニー』が登場!

先日行われた、映画『レオニー』完成披露試写会にも
スペシャルゲストとして舞台挨拶に駆けつけてくださった、
野口米次郎役の中村獅童さん。

獅童さんは現在、建て替え前の最後の歌舞伎座公演となる舞台
歌舞伎座さよなら公演 御名残四月大歌舞伎」に出演中です。
(今月28日が千秋楽)

そんな獅童さんが、来週水曜日から3週にわたり
NHK教育テレビ「デジスタティーンズ」(水曜 18:55〜19:20)
に登場します。

数々の大ヒット映画作品に主演し、
2008年には『JIROル』で映画監督もつとめた獅童さんが、
映像表現の難しさと醍醐味を、
作り手として、また、演じる側として語ります。

獅童さんは、21日、28日、5月5日の3週にわたり登場しますが、
いよいよ今年11月公開の映画『レオニー』についても触れ、
21日の放送では、映画『レオニー』の映像が登場するらしい!
撮影風景は、NHKはじめ香川県のニュース番組などでも
昨年紹介されましたが、
完成映像が公開されるのは、これが初となります!

番組ディレクターさんによると、
「番組開始8分後くらいです」だそうです。
どうぞ、お見逃しなく!

| wakki | 映画 『レオニー』 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
賛助金募集終了のお知らせ
 今月はじめに、無事に完成披露試写会を行った
松井久子監督の映画『レオニー』は、
いよいよ今年11月、角川映画配給にて劇場公開が決定しました。

映画が完成したということで、マイレオニーが
結成当初の目的のひとつとしていた
「映画の製作資金をサポートするための賛助金募集」は、
本日をもちまして、終了とさせていただきましたので
お知らせします。

近日中に、昨日までにサポーターになってくださった
皆さんのお名前
で、まだお名前をのせていない方を
ホームページにアップしますので、
今しばらくお待ちくださいませ。

これまでサポーターになってくださった皆さま、
あたたかいお気持ちをありがとうございました。

これからは11月の劇場公開に向けて
ひとりでも多くの方に映画館に足を運んでいただきたく、
新たに観客の輪を広げていきたいと思います。
どうぞ、一緒に応援してくださいね。



マイレオニースタッフは、
試写会の余韻に浸りながらも浸ることなく(どっちだ)
現在、サポーターの皆様にお送りする
ニュースレター第4号の編集中です。
5月初旬発行予定ですので、サポーターの皆様は
楽しみにお待ちください。

| myleonie | マイレオニーからお知らせ | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
『レオニー』 アンケート結果はなんと9割が・・・
4月3日に行った映画『レオニー』完成披露試写会で、
来場者の方にアンケートを実施いたしました。
ご協力くださいました皆さん、ありがとうございました。

回答くださった方の、実に7割が映画に「大満足」。
“大”はつけなかったけれども 「満足」という方を合わせると、全体の9割!

こんな感想が寄せられました…。ちょっとだけご紹介!

・映像が絵画のように美しかった。
・素晴らしい映像と音楽、シナリオ…大満足です!また必ず劇場で観ます!
・静かでそれでいて深い感動をありがとうございました。
・松井監督がなぜ「レオニー」をテーマに選んだのかがわかった気がしました。
・ちょっと衝撃でした。これだけスケールの大きい映画を撮られていたことに。
・映画好きですが、この数年で最も感動しました。アカデミー賞も獲れます!

皆さまからの感想は、後日いろいろご紹介していきたいと思います。
「会場で出しそびれた!」 という方は、
ぜひ、マイレオニー事務局 jimukyoku@myleonie.com へ送ってくださいね。

| wakki | 映画 『レオニー』 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
女子大学生の『レオニー』レポート

マイレオニー賛同人のひとりでもあり、
新聞記者時代に第1作『ユキエ』を作ったばかりの
松井監督を取材したご縁から、
今回のマイレオニーの活動にも強力に関わってくださった
映画評論家の松本侑壬子さん。

松本さんは教員として大学の授業で「映像女性論」の
講義をされていますが、
この授業で松井監督と映画『レオニー』についてとりあげ、
講義を聞いた学生のレポートをマイレオニーブログに
寄せてくださいましたので、一部をご紹介します。

どんな講義だったのかは残念ながらここでは
想像するしかないのですが
(きっと熱く語られたんだろうなぁ)
20代の女子学生は、『レオニー』と松井久子監督に
どのような印象を持ったのでしょうか。


レオニーがすごく見てみたいと思いました。
普通だったら子どもに恩返しを求めるべきなのに、
自分で生きていこうとする姿が格好良いと思いました。

「レオニー」について、今回多くの話を聞いたので、
とても興味がわいてきました。観てみたいと思いましたが、
2作目の「折り梅」も気になりました。
松井監督は、50歳で「ユキエ」を撮り、監督デビューというのは、
本当に尊敬できると思いました。

日米合作の「レオニー」の概要を聞いて、
女の自立と母性愛に強く興味を持ちました。
その中の日本人との関係性も気になりました。
経済的に自立し、きちんと自分を持っている人として尊敬しました。
これからの女性進出にもつながりますね。
自分にも厳しくあり、子供には愛情を全て注いだ女性として、
素晴らしい歩みだなと感じます。

日米合作映画レオニー、松井久子監督、レオニーさんは本当に
すごい人だなと思いました。前2作とも観てみたいなと思いました。
強く生きている女性だと思いました。
札幌のモエレ公園に行きたいなぁと思いました。

100年前の封建的な日本に幼児を連れて渡って来て、
貧しいながらもたっぷりな愛情を注ぎながら自立したレオニーの人生、
とても感動しました。公開されたら是非観に行こうと思いました。

レオニーの自立した生き方がとても素晴らしいと思いました。
アメリカでも日本でも排斥されて大変な状況で、
しかもシングルマザーにも関わらず自分で考えて行動していて
すごいなぁと思いました。

レオニーがすごく見たくなりました!
中村獅童かっこいー!!大好き!!

”女の自立と母性愛”というキーワードを聞くと、
とても気になる映画だと思いました。このキーワードは、
今までの女性の”家事か仕事か”の二者択一な古い考えでなく、
新しい考え方であり、これからの女性の生命力を感じます。
やはり、女性の新しく、いい見方やジェンダー感を見つけ出せるのは
同じ立場の女性が多いと思います。松井監督のような女性監督が増えて、
映画を通じて女性の新しい女性感がすべての人にわかればすばらしいと思います。

改めて考えると、近年の日本映画は、
一から脚本を興して作られた映画が余り無いなと思いました。
配役にも、正式な役者でなく、タレントや芸人を据えてあるので、
どこかしら違和感を覚える事も多々ありますし。
今の日本映画において、松井久子さんの様な考えや信念を持った監督は、
本当に希少な存在になって来たんだなと思いました。

今日の話を聞く限り「レオニー」すごく奥の深い映画だと思った。
完成して告知、公開されたらぜひ5.1chの映画館で見てみたいと思いました。
どんな演出を使っているのか、ものすごく気になります。

先生の話を聞いて「レオニー」を見に行ってみようかな?と思いました。
松井監督は、どの作品にも共通することは、
女性のいろいろな強さが描かれているなと思いました。

松井久子監督の「レオニー」、是非観たいと思います。
妥協しない監督の人柄が先生の話でよく伝わってきました。
一つの事にこだわりをもって突き進む一人の女性として考えさせられます。

松井久子監督は、今まで聞いたことがなかったけど、
今日の作品の話を聞いて、すごく興味を持ちました。
洋画がとても好きなので「レオニー」という作品を観てみたいなと思いました。
「折り梅」という作品は聞いたことがある作品だったので、
先生の話を聞いてとても温まる話だなと思いました。
今度ぜひ観てみたいなと思いました。

世界に通じたいと思う気持ちの力強さが凄い。
映画の内容もとても気になったので、公開されるのが楽しみ。
監督も力強いと思うが、レオニーも強い女性だったんだなあと思った。

「レオニー」、とても興味が沸きました。
女性の自立と母性愛がテーマだということで
映画をみる時はそのへんに関心を持ってみたいと思いました。
母は偉大だなあと思いました。

日本初の女性監督は昭和11年に出現していた。
1970年代、戦争やボクシング作品、アウトローな映画が出る。
それと同時に、女性監督、主演が登場してきた。
松井久子監督は、6年もかけてレオニーを撮影し続けてきた。
その事に対して、自分を曲げないで、意志をつらぬき、
本当に撮りたい事を撮る人だと思いました。
今日の話を聞いて、レオニーの考えは独特で、おもしろいなと思いました。

「レオニー」に津田梅子が登場すると聞いてとても興味がわきました。
考え方にとても筋が通っていて芯がしっかりした人だと思いました。

地元が札幌でモエレにもゆかりがあるので、大変興味をもちました。
イサム・ノグチがどういう人だったのかを知るためにも、観てみたいです。
「Dearフランキー」は観ました。
とても素敵な女優さんですよね、エミリー・モーティマー。

「レオニー」、すごく観たいと思いました。
松井監督のこだわり、自分の欲しいと思ったものを得るためには
何年でも待つという姿勢は、本当に魅力的に感じました。
やはり、魅力的な女性というのは、行動力のある人なのではないかと思う。
私も、自分のやりたいこと、好きなことをとことんつきつめていきたいと思います。

映画は映画で娯楽という楽しみ方だけではなく、
映画と何かをつなげて考える!と言っていて、
そういう風にしてみれば「映画みて、遊んでばっかりじゃだめだ!」という
考え方じゃなくて、もっと楽に楽しく映画を見れるなあと思いました。
もっともっと映画を見たいと思いました。レオニーもとっても見たくなりました。

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完成試写会の準備風景

4月3日に行った映画『レオニー』完成試写会は、
私たちマイレオニースタッフにとっての
発表会でもあり、卒業式でもあり
新たなスタートを切る披露宴(?)のようでもあり…。

とにかく、今までの足跡を全部残したい、見せたい、
そんな気持ちで準備をすすめてきました。

これまでの私たちの歩みを10枚のパネルにまとめた
パネル展は、写真集めが大変でした。
だいたい、5年前と同じパソコンを使っていない…。
(皆さんもそうですよね?)
現像してみても、写真の画質や大きさがバラバラ。
でも、そんなことも、歴史を感じさせてくれます。



集めた写真を現像し、イベントや年代別、地域別に分けて
表面からまずセロテープで仮位置決めをして、



本番前日、一気に、「貼ってはがせるハリパネ」にセット。
曲がらないように緊張…。

ご来場いただいた賛同人の皆さまにつけていただいた赤いコサージュは、
上の写真にも登場している「マイレオニー手作り部(?)」の
福澤さん、名子さん作によるもの。



ひとつひとつ、赤い毛糸で編んだ手作り。
お手伝いスタッフの中には、アクセサリーとして持って帰った人も。

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最初のマイレオニー会議



映画『レオニー』完成披露試写会の準備のために
昔の資料をあれこれ見ていたら、
いちばん最初のマイレオニー会議の
案内状が出てきました。
2005年11月5日に開催されました。

準備会議が、その数か月前にあったそうですが、
「My LEONIE」という名前のもとにみんなが集まったのは、
これが最初。

wakkiはここから参加し、
監督に初めてお会いしたのもこの日。
大人の女性の先輩たちの迫力に
ただただ圧倒されていたのを思い出します。
そういえば、男性の方も、結構出席していました。
その後はほとんど女性ばかりになりましたが…。

今年完成した映画『レオニー』
劇場公開は、11月に決まりました。
嬉しい偶然です。いや、偶然じゃないのかな。

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残間里江子さんのブログに『レオニー』が

4月3日に、無事マイレオニー主催の試写会が行われた、
今年11月公開の映画『レオニー』。

すでに、試写会のレポートや映画の感想を書いてくださっている
素敵なブログをいくつも読ませていただいています。
ありがとうございます!

映画を観られた方、ぜひぜひ周りの方に
『レオニー』のPR、一緒にしていきましょうね!
(と、お願いする間もなく、もう皆さんそれぞれのパワーで
どんどん伝えていただいていると思いますが…。)

さて、
出版・映像・演出など幅広い分野でのプロデューサーとして
知られる残間里江子さんが、ご自身のブログに映画『レオニー』に
ついての記事をアップされています。

残間里江子ブログ 駄目で元々、雨、アラレ。4月7日の記事

現在“日本に、新しい大人をつくるネットワーク「club willbe」”を
主宰されている残間里江子さん。

残間さんと松井監督は、以前雑誌の編集長とライターという関係で
一緒にお仕事をされていたんですね。(へぇ〜)
そんな松井監督のライター時代のお話から、松井監督の経歴、
そして今回の『レオニー』の話まで。
1日ぶんの記事と思えないほどの読みごたえです!!
ぜひ、読んでみてくださいね。

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松井監督よりメッセージ
4月3日のマイレオニー主催・映画『レオニー』完成披露試写会を大盛況のうちに終えた
われらが松井久子監督が、
マイレオニーブログにメッセージを寄せてくださいました!

4月3日の「レオニー」完成披露試写会はshioriさんのレポートでお読み頂いた通りの、
私にとっては夢のように幸せな一日でした。

この5年の間、ずっと私の映画作りを応援し続けてくださったマイレオニーの皆さまに
改めて厚く御礼申し上げます。

「4月3日に草月会館が空いてるんだけど、予約しちゃって大丈夫ですか?」と
ロスで仕上げしている私のもとに事務局の方からご連絡があったのは去年の秋のこと。
「その頃なら多分完成してるでしょうから、どうぞ、どうぞ」
とお答えしたものの、そこはいつもの「レオニー」のこと、その後もいくつもの
思いがけないハプニングがいくつも重なって、結局完成作品を持って帰国できたのが
試写会の4日前の3月30日、という綱渡りでした。

ほんとに、自分でも怖くなるくらいバタバタと迎えた試写会の当日。
その日は3年前の4月5日に千鳥ケ淵で桜シーンを撮影した日とまったく同じ
好天に恵まれ、全国から駆けつけてくださった皆さまに満開の東京の桜を
見て頂くことができて、ほんとうによかったです!


2007年4月5日の桜。
映画『レオニー』で最も早く撮影したシーンです。

まだ出来るかどうかもわからない映画に、どうしてこんなに応援して頂けるんだろう?
もうダメかな…と弱気になるたびに、マイレオニーのこのホームページを開いては
サポーターお一人お一人のお名前を見て勇気づけられて参りました。
この方たちにお見せするまでは、ぜったい諦めるわけにはいかない…。
そう自分に言い聞かせては、希望をつないできた5年間でした。

ですから、この映画は応援してくださる方々がいてくださったからこそ完成まで
こぎつけることのできた、まさに<奇跡の映画>なのだ…と思っています。

試写会の間際になってご来場下さる方々のお名前を拝見したときの気持ちは
またとても複雑でした。
「どうして◯◯さんが?あんなに遠い所から?だってこの方は「ユキエ」の上映会で
たった一度お会いしただけなのに…何故?」
会場でその方に会えなかったらどうしよう…お顔をちゃんと覚えてるかしら…
ご自分から声をかけてくださるかしら…そんなことを心配しながら、やはり前夜は
なかなか眠ることができませんでした。

「監督。舞台挨拶であんなに緊張した監督を見たのはじめてですよ!」
姫路から来たTさんに言われてしまったほど、一日中地にに足が着いてない感じで
気持ちばかりがただ焦って、ぜんぜん皆さんお一人お一人ににちゃんとご挨拶
できなかったことが、今でも悔やまれてなりません。

でも、映画が終わった後、会場いっぱいに広がった拍手の音にはほんとうに感激し、
また心からホッといたしました。
これで皆さんとのお約束を果たすことができたんだ…と思うと、
やっぱり涙が溢れました。

「これは単なる映画作りではないのよ。社会運動のようなつもりもあるの」
と折に触れ言ってきましたが、
マイレオニーの皆さんが映画「レオニー」に対してなさったことを見ながら、
「ここには、ただ一本の映画を見たいという思いを超えたものがある」と
思わずにいられませんでした。

特に、5年間にわたって辛抱強く活動を重ね、ブログをコツコツと更新し続け、
試写会当日を見事大成功に導いてくださった事務局の皆さんには、ただただ
頭が下がるばかりです。事務局の皆さん、このわがままな私を今日まで我慢強く
支えていただき、ありがとうございました。

でもでも、「レオニー」は作品の完成ではまだ折り返し地点に過ぎないのですね。
4月3日にはまだご覧頂くことのできなかった、
私の大切なマイレオニーの方々のお顔がたくさん浮かびます。
ごめんなさい!今回のご案内はマイレオニーのサポーター募集のときの
お約束通りの方々に限らせていただいたようですが、
全国で待っていてくださるサポーターの皆さま、
11月に予定されている公開前、夏から秋にかけての
試写会ツアーで必ず伺いますからね。

そしてマイレオニーの皆さまの<思いの輪>が11月から全国にひろがって
日本中の一人でも多くの方に「レオニー」を見て頂けたら…
レポートの中で深津さんが言ってくださったように、
それはこの国の何かが変わるきっかけになると思うのです。

最後になりましたが、これまで大きな映画会社とはご縁のなかった私の映画が、
今回は角川映画というビッグな会社が配給してくださることになりましたので、
そのことをご報告して、今日まで応援し続けてくださった皆さまへの御礼に代えさせて
いただきますね。長い間ほんとうにありがとうございました。
そしてこれからも「レオニー」のヒットに向けて、お力添えくださいますよう…。

松井久子

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